ぷかログ

熱気球パイロットとして世界を旅する空飛ぶフリーランスのイマ

【SPECIAL OFFEER】2021年4月1~20日:くまモンの気球にお得に乗ろう!

関東でのくまモンの気球に乗ってフリーフライト体験ができる、PUKAPUKAの”Balloon Flight”が4月から始まります。

この始まったばかりBalloon Flightを最大20%OFFとお得に体験頂けるSPECIAL OFFERをご用意致しました!

4月は桜も咲いて、空からお花見もできる絶好のチャンス!お見逃しなく~

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SPECIAL OFFER の内容

通常お1人様の体験料30,000円を、4/1~25体験して頂ける皆様には特別に!割引させて頂きます!

ちょうど気候も温かくなり、桜も咲く季節ですので、おススメですよ。

  • 対象者:Balloon Flightを4/1~20の期間に体験して頂ける方
  • 1組2名様でご予約の方:体験料を15%OFF(25,500円/人)
  • 1組3名様でご予約の方:体験料を20%OFF(24,000円/人)

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SPECIAL OFFER の適用条件

SPECIAL OFFER が適用となる条件は3つございます!

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  1. PUKAPUKAのSNSをフォロー
  2. PUKAPUKAの"SPECIAL OFFER"の投稿をSNSでシェア
  3. 体験を予約する(体験日が4/1~25となるようにご予約ください)

PUKAPUKAのSNSはコチラ。条件1と2は同一のSNSでお願いします!

ご予約はコチラから

Balloon Flightのプラン詳細やご予約はコチラから。

www.pukawaku.com

関東でのBalloon Flightの開催は、今のところ6/10までを予定しておりますので、是非ご家族やお仲間と特別な体験をしに来てください。

お待ちしております!

【Ultramagic】電気送風機のご紹介 | Electric inflation fan

Ultramagicが2020年に開発した、効率が良くEco-friendlyな電気送風機をご紹介致します!

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動画はコチラ→https://fb.watch/3BwGXKcTU4/

ultramagic.com

モデルと仕様

電気送風機のモデルは2つあり、3kWと5kW。それぞれのサイズや性能は以下のとおりです。

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5kWの送風機はバッテリーだけで26kgと重い為、10mのケーブルが付属しており、バッテリーを車に搭載したままケーブルをつないで送風機を稼働させることができます。

何が違う?

リチウムイオンバッテリーを使用しており、効率が良くEco-friendlyな送風機になりました!リチウムイオンバッテリー容量が減ることなく500回以上使用可能です。

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  • 背面の障害物(エンジンなど)がなくなったことにより空気の取り込み効率がアップ
  • 振動がない
  • 従来の送風機よりも5dBA削減し、静か
  • 2秒でパワー最大になる瞬発力
  • ガソリン給油や煙にサヨナラしてより「ECO」に
  • オイルチェックも不要でメンテナンスが減

さいごに

世間ではEVが普及し始めていて、エコの流れは気球にも。

今回ご紹介した電気送風機(EIF)のスペックを見て、稼働時間の20分という点が使用感としてどうなのかが気になります。PUKAPUKAで所有している気球(MV-60)であれば2,3回に1回充電が必要という感じでしょうか。ちょっとめんどくさそう…

でも、ガラケーからスマホに変えた時も毎日充電なんてあり得ない!と思っていましたが、意外と慣れてそれが当たり前になっているので、送風機の充電がフライト前後でのルーティンとなれば、苦ではないのかなぁと思ったり。

一方、バッテリーの話しで「これ、意外といいのでは?」と思ったのがモデル5kWの10mケーブル。バッテリーは車内に積んだままでOKということは、送風機本体のみを積み下ろせば良いという事。本体重量は約18kgですから、従来のエンジンモデルと比べると随分扱いやすくなるのではないかと思います。エンジンモデルの積み下ろしは重くて腰に優しくないので…

作動中の振動が軽減されるとなると、目を離している隙に送風機が明後日の方向を向いているという、アスファルトの上の送風機あるあるも解消されるのかも知れません。

静かさもどれくらい違うのか実際に見てみたいですよね。早朝の騒音対策として最適になるかもしれません。バルーンフェスタでの一斉離陸で、グリーンフラッグが上がった後に一斉にエンジン音が鳴り響くのは、あれはあれでワクワクして好きですが。

PUKAPUKAが購入するかどうかは、うーん…悩ましいです。

誰よりも早くこの電気送風機を手に入れたい!導入したい!という方はPUKAPUKAまでお問合せください!(pukapuka.azure@gmail.com)

【イベント予告】2021年3月13日:Meet up くまモンの気球 in阿蘇

2021年3月13日(土)。
くまモンの気球のお披露目イベントを熊本県阿蘇市で開催致します。

実はくまモンは3月12日が誕生日なんです。くまモンのお誕生日を一緒にお祝いしましょう~!

沢山の方にご来場頂き、くまモンの気球で笑顔になってもらえますように!皆様のお越しをお待ちしております。

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”Meet up くまモンの気球”とは?

くまモンの気球に会いに行く」という意味を込めて、くまモンの気球を使ったイベントを”Meet up くまモンの気球”と名付けました。

PUKAPUKAでは「くまモンの気球」でのフリーフライトや搭乗体験などのイベントを全国各地で開催し、多くの方に熱気球の魅力・くまモンの気球の可愛さを楽しんで頂きたいと考えています。

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今回は、熊本県阿蘇市で開催するお披露目イベントです!2020年10月にこの気球の製作を検討し始めて5カ月…ついに私たちのもとへ届き、熊本県の皆様にお披露目できる日が近づいております。

くまモンの気球で初めての搭乗体験の実施となりますので、熊本県民の皆様、そして近隣にお住まいの皆様には是非お越し頂き、搭乗して頂ければと思います。

イベント概要

「Meet up くまモンの気球 in阿蘇」では、くまモンの気球を自由にご覧頂くことができます。合わせて、完全予約制の熱気球搭乗体験も実施しております。阿蘇でのくまモンの気球による搭乗体験は次回があるかどうかは未定なので、お見逃しなく!

  • 日時:2021年3月13日(土) 7:30-10:30(7:20より気球立ち上げ作業開始)
    悪天候により開催できなかった場合は3月14日(日) 7:30-9:00に順延
  • 場所:熊本県阿蘇市 ふれあい水辺公園

    https://goo.gl/maps/oQ2ECGzMcXBtpBzr8

  • 搭乗体験料金:¥2,000/人
    料金は当日の受付にてお支払いください
搭乗体験の流れ

30分毎の完全予約制となりますので、予約フォームよりお申込みをお願い致します。また、当日はご予約の時刻までに受付をお済ませください。7:30-8:00をお申込みの場合は7:30までに受付をお済ませください。

開始時刻となりましたら、熱気球教室として熱気球の歴史や仕組みについて解説致します。その後、1組4名様に分かれて順番に搭乗して頂きます。地上から約20m、約5分間の空の旅をお楽しみください。

搭乗体験が終了したら、解散となります。

搭乗体験時の注意事項

安全のため、必ずパイロット・スタッフの指示に従うようお願い致します。また、搭乗体験は雨や3m/秒以上の風が吹いている場合には実施することができません。天候の状況により、突然の中止となる場合もございますのでご了承ください。

新型コロナウイルス感染対策として以下の遵守をお願い致します。

  • 参加される皆さまでスマートホンをお持ちの方は新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をダウンロードしていただく
  • 本イベント参加当日の朝に必ず検温し体調が優れない場合は参加をご遠慮いただく
  • 本イベントにはマスクを着用のうえご参加いただく
  • 本イベント参加中は行列を避け、人との距離を保っていただく
  • 本イベント参加中は大声での会話は避けていただく

安全に楽しいイベントとするため、皆様のご協力をお願い致します。

お申込みはコチラから

こちらのリンクからお申込みください。

天候に左右されやすい熱気球ですので、より風が安定しやすい早い時間帯が実施の可能性が高くオススメです!

www.pukawaku.com

Special thanks!

本イベントの開催にあたり、阿蘇でスカイアクティビティなど様々な体験種目を提供されている「阿蘇ネイチャーランド」様に、会場や機材の提供をして頂きました。これらのご協力があったお陰でイベントの開催が実現できたので、本当に感謝しています!

阿蘇で何かアクティビティをしたい!という時には是非HPを覗いてみてください。

パラグライダー 熱気球体験 阿蘇ネイチャーランド

 

【くまモンの気球】熱気球のフリーフライトを体験しませんか?予約受付中!

遂に!

PUKAPUKAの熱気球フリーフライト体験の予約受付を開始致しました!

こちらのブログでは、PUKAPUKAの熱気球フリーフライト体験の詳細や、私たちのオススメポイントをお伝え致します。下記リンクも是非覗いてみてくださいね~。

www.pukawaku.com

 

熱気球フリーフライト体験の詳細(場所・時間・料金)

現在は【2021年4月1日~6月10日】の予約を受け付けています。

  • 場所:埼玉県・群馬県・栃木県をまたぐ「渡良瀬遊水地
  • 集合時間:4時~6時頃 ※ご予約の日程によって変動します)
  • 体験時間:約4時間 ※フライトは45分前後
  • 料金:大人¥30,000/人 6歳以下¥20,000/人
  • 参加可能人数:大人3名

熱気球は、天候に左右されやすい自然の中の乗り物です。雨や風速3m/秒以上の風が吹いている場合には飛ぶことができません。そのため、風が安定しやすい日出後にフライトを行っています。

朝早いのは辛い…朝はゆっくり寝ていたい…そんな気持ちになる方もいらっしゃるでしょう。しかし、朝まだ暗いうちから移動し、日出を見ながら熱気球を立ち上げ、遂に空に舞い上がった時の気持ちよさは体験した方にしか分からない極上の感覚です!

早起きして気球でのフライトを楽しんでも、まだお昼前。いつもより長くて素敵な一日が過ごせますよ。

熱気球フリーフライト体験の魅力

PUKAPUKAがご提供する熱気球フリーフライト体験のオススメポイントをご紹介します!

可愛い!くまモンの気球に乗れる!

まず1番のオススメは気球が「くまモンの気球」であることです!

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くまモンの顔の形をした気球、とっても可愛いですよね~
くまモンの気球を見て、みなさんに笑顔になってもらえたら嬉しいです!

SNS投稿時のハッシュタグは「#くまモンの気球」「#KUMAMONNOKIKYU」「#KUMAMONBALLOON」でお願いします♪

最大で上空1000mまで上昇し、美しい景色を堪能できる!

上空からの景色なら、飛行機に乗った時にも見ることができるかも知れません。でも熱気球では、風を肌で感じることができ、地上からの音や鳥のさえずりを聞き、季節によって変わる自然の香りを楽しむことができるんです。

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まさに五感を使って楽しむことができます。

ディジタル社会のなかで、アナログな乗り物で楽しむ世界。「目で見て肌で感じる」感覚はとても気持ち良いですよ。

特別な日の思い出にピッタリ!

熱気球で空を飛ぶ。

なかなか日常では体験できませんよね。そんな貴重な体験なので、お仲間や大切な方とお楽しみ頂きたいなと思います。

記念日やサプライズでもご利用頂けますので、ご相談ください!

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ちなみに、その昔ヨーロッパの「熱気球で飛行し無事に着陸できたことをシャンパンで祝った」というお話から、お客様の初フライト成功のお祝いとしてフライト後に乾杯する習慣があります。PUKAPUKAでもその習慣にならい、フライトをお楽しみ頂いたお客様にノンアルコールのスパークリングドリンクをご用意しております。熱気球初フライト成功を一緒に乾杯しましょう!

日本一のパイロットの操縦で安心安全!

気球には乗ってみたいけど、高い所が怖い…そんな方も結構いらっしゃるんですよね。ですが、気球はふわふわと浮いているものなので「突然落ちていく!」ということもありませんし、空飛ぶ乗り物で一番安全だと言われているのでご安心ください。

また、PUKAPUKAでのフリーフライト体験をご案内するパイロット・藤田雄大は2014年に熱気球世界選手権で優勝し、日本選手権でも7回優勝するという実力の持ち主です。

腕前には自信がありますので、その日の気象条件に合った安全でいい景色が見える最高のフライトをご案内致します!

お申込みはコチラから

皆様のご参加をお待ちしております!
ご不明点、ご希望等あればお気軽にお問合せください。

www.pukawaku.com

 

【誕生秘話】2021年3月「くまモンの気球」が登場!

2021年1月20日

自分たちの記念日という、ただそれだけの理由でこの日、PUKAPUKAに新しい気球が仲間入りすることをお知らせしました。

シルエットクイズで、なんの気球か皆様にコメントをお寄せ頂いたのですが、「ネコ」「カワウソ」などの回答の中で、「くま」や「くまモン」とピッタリ正解の方もいらっしゃって、驚きました!

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さて、今回は「くまモンの気球」の誕生秘話をご紹介したいと思います!

 

台湾バルーンフェスティバルを機に、シェイプ気球熱が再燃

以前から、「シェイプ作りたいよね~」「シェイプで競技とかカッコいいな~」「なんの動物がいいかな~」と思いを巡らせてはいたのですが、現実的に考えて、海外に居るか日本で大会に参加するかの生活の中ではシェイプを作っても使えません。そんなこともあり、ただの妄想で終わっていました。 

しかし、2020年夏。参加ていた台湾バルーンフェスティバルを機に、私たちのシェイプ気球熱が炎上し始めます。

フィールドでは毎日5機以上のシェイプ気球が会場を賑わせており、見るだけでも可愛いシェイプ気球ですが、シェイプ気球が自分の機体となると、なおさら可愛い!

うわぁ~、シェイプ作りたい!大きいのも可愛いけど、Longleatのライオンやチーターみたいに耳をつけた動物の顔もいいなぁ~。動物ならネコ?アザラシ?鳥?

いろんな動物を考えてみましたがピンと来るアイデアがなく、日本に帰国してもなんとなく考える日々が続きました。

くまモンの気球イラストを見つけてしまう

気球のイラストを検索していた時、ふと「くまモンって版権フリーだから自由に使える」と聞いたのを思い出して「くまモン 気球」で検索してみました。

そこで見つけたのが、熊本県が作成していたコチラのイラスト。

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くまモンが気球になってる!コレ可愛い!

もう、一瞬で心奪われましたね。

くまモンのイラストを利用するには、「事業者としての登録」と「対象物の利用申請」が必要となります。でも気球だと頭だけだし、くまモンそのものとはちょっと違うものになっちゃうな…と思い熊本県に確認してみると、「デザインを見て判断する」とのこと。

じゃあ、Ultramagicにお願いしてデータ作ってもらうか。

スポンサーを探すか、自腹を切るか

それにしても、思いもよらぬタイミングでコレ!と思うものが見つかって、デザインを作って利用申請する流れに。ここでお金の問題が頭をよぎります。

熊本県で作ってくれたらいいな~」とも思うのですが、そうすると大人の事情が…自腹を切れば懐は痛いけど、海外に連れて行ったり自由に使える。

悩みに悩んだ挙句、PUKAPUKAとして購入することを決意しました!
なので、オーナーはPUKAPUKAです!

くまモンの気球」製作開始!

さぁ、Ultramagicにくまモンのイラストデータを送って、デザインデータを作ってもらいました!

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球皮は24ゴアのM-90。バスケットはTEKNOなので、ローテーションベント付きです。
後ろにはバナーエリアと熊本県から入れられるなら~と言われた「We love KUMAMOTO」のロゴやくまモンの利用許諾番号が入っています。

くまモンの顔のパーツや耳のサイズ・位置を何度か修正し、無事に利用許諾が得られたので、Ultramagicに正式に発注!

デザイン可愛いな~。実物はどんなかな~。とワクワクしますね。2021年2月いっぱいで製作完了し、その後輸送されてくるので3月にはお披露目できる予定です!

今後の予定

2021年も海外に行くのは難しそうですよね。なので、今年は「くまモンの気球」でフリーフライトや係留をご案内して皆さんに楽しんで頂きたいと思っているのですが、せっかくなら47都道府県各県を廻りたいな!とも思っております。

また、お披露目やイベントの情報が決まったらお知らせ致しますので、応援に来て頂けると嬉しいです。HPも公開したらご案内させてくださいね~

今後とも、PUKAPUKAの「くまモンの気球」をよろしくま!

【台湾】7/10~8/31まで台湾バルーンフェスティバルが開催中!

いよいよ台風の季節になって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は私たちが参加している台湾バルーンフェスティバルについての概要と、パイロット達がどのような生活をしているのかをお伝えしたいと思います。

世界中でまだまだ新型コロナの感染者数は増え、日本でも日々最高値を更新している中、台湾はマスクなしでのお祭りが開催されていて毎日大盛況!別世界のようですよー!

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Facebookではライブ中継もされているので是非ご覧ください!https://www.facebook.com/balloontaiwan

Photo thanks Liang Hsu

大会の詳細

臺灣熱氣球嘉年華(台湾バルーンフェスティバル)

balloontaiwan.taitung.gov.tw

  • 期間:2020/07/11~2020/08/30
  • 時間:5:30~7:00, 17:00~19:00
  • 場所:台東市鹿野高台
  • 係留体験アリ

goo.gl

シェイプ気球でお客様を楽しませる

開催期間中、約1週間毎にシェイプ気球の顔ぶれが変わり、毎日多くのお客様を楽しませています。

会場は山の上にあり、お客様がいる場所はゆるやかな斜面になっているので、シェイプ気球がとっても見やすい。さらに、バスケットの所まで降りてきてパイロットと一緒に写真を撮ることもできて、大人から子供までみんなで大はしゃぎ!

会場の入場料はなく、駐車場代のみで楽しむことができます。

係留搭乗体験

朝夕2回、会場では係留体験を実施しています。

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お値段は平日500NTD、休日600NTD(約1800~2100円程度)なので日本と変わらないくらい。イベントサイトから要予約です。

毎日5~7機体制で臨んでいますが、時間オーバーするくらいの多くのお客様がいらっしゃっており、フルブッキングなのだそう。

雄大は係留、華菜子はシェイプ気球を

新型コロナウイルスの影響で、海外からの参加パイロットはホテルで2週間の隔離生活が義務付けられていることから、パイロット不足…。その為ほとんどのパイロットが1ヵ月半の大会にフル参加という異例の年となりました。通常は2週間程度で気球と共にパイロットも入れ替わるのですが、今年は1ヵ月以上を共にするということで、各国のパイロットと交流ができてラッキーな年でもあります。

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さらに、当初は雄大が係留パイロットとして参加し、私もついて行くという予定だったのですが、実はパイロット不在のシェイプ気球があるということで、私もシェイプのパイロットをさせてもらえることになったのです!これまたラッキー!シェイプ気球を触るには自分で作るしかないと思っていたので、ドキドキワクワクで新鮮です。

パイロット達のスケジュール

さて、私たちの1日のスケジュールはこんな感じです。

  • 3:30 起床
  •  4:00 ホテル出発
  •  5:00 会場に到着。軽食を食べてブリーフィング
  •  5:30 係留スタート
  •  6:00 シェイプ気球ディスプレイスタート
  •  7:00 朝のセッション終了
  •  7:30 会場を出発
  •  8:30 ホテルに到着。朝食
  • 15:30 ホテル出発
  • 16:30 会場に到着
  • 17:00 午後セッション開始
  • 18:45 午後セッション終了
  • 20:00 ホテルに到着
  • 22:00 就寝
ホテル⇔会場の移動

滞在しているホテルは台東市内に位置し、会場まで27km。車で45分のところにあります。朝昼2回、ホテルと会場を往復するので、バスに乗っている時間がかなり長い!それだけで結構疲れます。

朝は4:00出発で、5:00前に会場に到着して軽い朝ご飯とブリーフィングを行います。係留は5:30から、シェイプのディスプレイは6:00からスタートとなっていますが、実際はパイロットがすでにフィールドでスタンバイしているクルーと合流し次第始める感じ。

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昼は15:30にホテルを出発しますが、会場付近の道路でかなり渋滞するので到着まで1時間以上かかることも多い。到着後はケータリングの食事が待っているので、がっつりご飯を頂きます。

食事は基本的に朝のセッション前の軽食・ホテルでの朝食・昼のセッションの前の夕食の3食。夜ホテルについてお腹が空いていればたまに外食に出ることもありますが、基本的にはさっさとシャワーを浴びて寝る!という生活です。

ブリーフィング

ブリーフィングを取り仕切るのは、バルーンマスター・Wout。オランダ出身のパイロットです。

天気が良い時は風の概況、風が強かったり雨が降りそうな時はスタンバイの指示などがあります。

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ホワイトボードには毎日気球の配置が示されており、パイロット達が食事を終えてフィールドに向かう頃にはこの配置通りにクルーたちが機材と共に待っていてくれています。

午後はパイバルガールの登場!

平日の午後は、アナウンサーによるパイロット紹介とパイバルガールによるパイバル放球のショーが。休日の午後はトラックでバーナーを焚きながらフィールドをパレードし、パイバルガールによるパイバル放球のショーが開催されます。
カワイイ、綺麗なパイバルガールたちにパイロット達のニヤニヤは終始止まらない様子です。

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特に休日はお客様が多いことから派手なパレードを行っており、お祭り状態。毎週工夫を加えてパワーアップしています。

午後のセッションは「ALL BURN」で締めくくり

午後のセッションの最後には「ALL BURN」という一斉バーナーオンが行われます。係留気球は係留の一番高いところに居られるようにお客様を乗せるタイミングを調整しながら7秒間バーナーオン。

全ての気球が7秒間ずっとバーナーを焚くので、それはそれは良い写真が撮れます!

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風が強かったり、雨が降りそうだから早めに辞めるという時も、ALL BURNのタイミングを早め、締めくくりとして必ず行うお決まりのイベントなんです。

アナウンスと気球達の掛け合いもカワイイんですよ。

Are you ready?
ボッボッ(バーナーで返事)

Are you ready?
ボッボッ(バーナーで返事)

3・2・1 FIRE!!!
ボーッ(7秒間バーナーオン)

さいごに

台湾はずっと来たかった国で、台湾バルーンフェスティバルも一度は参加してみたかった大会。新型コロナウィルスで世界がどうなってしまうんだという不安な状況の中で、台湾はウイルスの封じ込めに成功して国内の観光需要は高く、オーガナイザの並々ならぬ働きによって無事にフェスティバルも開催されました。おかげで私たちは今年参加することができ、パイロット・クルー・スタッフ達ととても楽しい時間を過ごすことができています。

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クルーも元気いっぱい明るい子たちがせっせと動いてくれて、本当に助かります。

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台湾と言えば台北を観光される方も多いと思いますが、台東は田舎ののどかさと海と山がすぐ近くにあって自然も美しい。食べ物もおいしい。人も優しくて治安も安心。そして何より、夏には「台湾バルーンフェスティバル」が開催されているので、是非足を運んでみてください!

【台湾】ホテルで2週間の隔離生活。警察から電話?!そんなエピソードもありました

2020年6月25日に日本を出発し、7月11日から開催される台湾気球フェスティバルに参加するために台湾へと入国しました。

入国後すぐにホテルへと向かい、2週間の隔離生活を開始。
今日がその12日目で、隔離生活も残り3日です!

前回の投稿のその後、今回は「隔離生活の様子」をお伝えしたいと思います。

前回の、日本を出国してから入国の様子はコチラからご覧ください~。

pukapuka-azure.hatenablog.com

 

部屋にチェックイン!まずやることは?

隔離生活を始めたのはRoomNo.605。

まずはチェックインをします。この部屋に置かれた5つの書類に記入し、写真に撮ってフロントのLINEに送ります。これで完了!

ホテルとの連絡は部屋に設置された電話かこのLINE。LINEでやり取りできるのはお手軽で便利ですよね!

次に、ご飯をもらう為の棚を準備。

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アメニティや掃除道具(隔離期間中は自分で掃除なので)置かれているので、それらを移動させて部屋の外に設置します。そうすると、ここに食事を置いておいてくれるという訳です。

窓なしの部屋から窓ありの部屋へ

初めて部屋に入り、「広くて綺麗だし、ベッドも広々~」と浮かれながら写真を撮っていて気付いたこと…実は窓のない部屋だったのです。

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ここに2週間か~…と経験のない窓なし生活に不安が募ります。1,2日くらいは平気でしたが、3日目くらいから辛くなってきました。

何が辛いかって、電気を消すと本当にずーっと真っ暗で、目が覚めても夜中なのか朝なのか分からないこと。徐々に夜眠れなくなることで不安とストレスを感じる。

やっぱり人間の体内時計にお日様って欠かせないんだなぁと痛感します。

とは言っても、自分の健康は自分で守らなければ!
朝はラジオ体操をしてリフレッシュし、夕食の前にエクササイズの時間を設けて適度な運動を続けています。

そして隔離生活6日目。遂に窓ありの部屋へ移動です!

お世話になったR605からR510へ。
「R510のルームキーが部屋の外の棚に置いてあるから、移動していいよ~」とのフロントからの電話。荷物を持って部屋を出ます。

廊下の空気がすでにフレッシュに感じる…解放感

実は、部屋の扉を開けるのも食事を取り込む時だけと決まっています。なので、空気の入替えもできず、いつも食事が来た時にだけ一瞬廊下のフレッシュな空気を感じられるのがちょっとした楽しみだったんです。

さぁ、遂にR510に着きました!

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ドアを開けるとそこには壁一面にカーテン!
あぁ~窓がある!
しかも部屋が広くなってベッドも大きくなってる!
バスタブも大きくなってる!と歓喜

雄大とテレビ電話しながらカーテンをオープン。6日ぶりの外の世界にちょっと泣きそうになりました…

場所が変わったことで気分もリフレッシュ。残りの隔離生活は快適に過ごせそうです!

1日3食、デザート付きの配給システム

食事の時間は朝7時、昼12時(デザート14時)、夜18時となっており、部屋の外にある棚に届けてくれます。食事と別にお水も毎日10時に届けてくれます。

朝食にはジュース/コーヒー/ラテ/ミルクが選べるので、私は毎朝ラテをお願いしています。別のモノが欲しい時は事前にLINEでお願いすれば対応してくれるし、「コーヒーとミルク!」と2種類お願いすることもできるんだそう。優しいなぁ

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ご飯のお味は?

台湾はご飯やスイーツが美味しくて有名ですよね。お弁当もどれも美味しいんです!

毎日メニューが違うし、お野菜も入ってるし、スープもあって…フルーツもあるし。食事面はとても恵まれています。

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そして、夫婦でも別部屋の私たちのお決まりは、ご飯は話しながら食べる事。離れていても、ネット環境が整っているおかげで、テレビ電話や音声通話で簡単に会話ができて、ありがたいですね。

ありがたい!仲間からの差し入れも

台湾気球フェスティバルに参加するパイロット達は同じホテルで隔離生活を送っています。便利な世の中で、最近はUberEatsやFoodPandaという宅配サービスがあって気軽に注文できたり、ホテルのフロントにお願いすれば買ってきてくれたり、台湾フェスティバルのスタッフが差し入れをしてくれたりするので、充実した3食の他に差し入れのビールやスイーツなどもあって、食事で楽しませてもらっています。

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部屋から部屋へのお届け物も、フロントにお願いして棚に乗せておけば届けてくれるので、ホテルスタッフの皆さんにも本当に感謝…

部屋から出られないという不自由さによって、周りの人々の優しさが身に沁みます。

体調を毎日LINEとSMSで報告!

隔離期間中は、毎日体温を測って報告しなければなりません。

  • ホテルへの報告をLINEで朝晩の2回
  • 国の機関への報告をLINEで朝1回
  • 国の機関へ体調の異変の有無をSMSで朝1回
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特に夜の体温測定は運動からのご飯に気を取られて忘れがち…何度かホテルから催促されてしまいました…

フロントとのLINEも絵文字やスタンプが可愛くて、いつもほっこりしています

恐怖!警察からの電話…

部屋を移動した日。
お風呂から上がってスマホを見ると、台湾の固定電話から着信が来ていました。

なんだろう?と思いながらかけ直しても繋がらない…

しばらくすると部屋の電話が鳴り、フロントスタッフが「警察から電話が来てるから繋ぐよ~」とのこと。

警察?!

電話が繋がると警察の方がいきなり中国語で話し出したので、「え…英語で…」とお願いすると、「Did you leave the hotel?」と…。

え…?と思いながら「No」と答えると、「いつまでホテルに滞在する予定なのか」と聞かれ、「7/10まで…」と答えると「OK!」と解放してもらえました。

なんか悪いことした?!なんで?!

と不安になりながら、ひと息ついていると今度はスマホに着信。

警察だと言って、パスポートNo・生年月日・国籍を聞かれて、また「OK!」とだけ言って終わり。

えー、怖い!なんで?!

何がなんだか分からないので、フロントに「どうして警察が電話かけてきたのか?」と聞いてみると、「詳しくは分からないけど、隔離期間中の人に確認をしてるんじゃないか」とのことで真相は闇の中…

ここからは私の推測ですが、スマホGPSで隔離下の人間は監視されていて、その位置情報GPSの位置がホテルの外(とは言っても位置情報はバッチリホテルの住所だったけど)に出たりしていると判断されると確認の電話が来るのかなと思います。

この日移動してきた新しい部屋には、それまでより大きな浴槽があったので、「半身浴でもしながらゆっくりしよ~」と思いスマホで動画を見ていました。その後シャワーを浴びていた時にSMSで位置情報が送られてきており、さらにその数分後に警察から着信が入っていたのです。 

それ以外にも、スマホの電源が切れると警察から連絡が来たりするようなので、しっかりと監視されているということですね~

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どこでどう監視されてるか分かんない…ちょっと怖いなと恐怖を感じつつも、隔離生活は残り3日!

名残惜しさもあるけど、これが終われば私たちは自由だー!

解放後はフェスティバルが開催される台東に飛び、PCR検査を受けて、大会に参加する予定です。

 

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