【ソロフライト・実技試験】熱気球パイロット養成コース
いよいよ、ソロフライトの朝!
無事にソロフライトを終えることができたら、続けて実技試験のフライトを行えるよう、試験官の方にもご参加頂いて始まりました。
予報では穏やかな風だったのですが、実際はちょっとはっきりした北西風が吹いており、「なんとか移動中に収まってくれ~」と祈りながら、佐野市の南側にあるエリアに移動。
さすがはお天気男のJunjiさん。離陸地では風がとっても穏やかで、約20分の穏やかなソロフライトを行い、無事に着陸できました!
インストラクター雄大からの「実技試験受験のための推薦」もサインされ、実技試験へと移ります。
一旦気球をたたんだ時には、先ほどよりは少し風が出てきていたものの、しっかりとフライトプラン・目的地を設定し、実技試験のフライトが始まりました。
試験官からのフライトに関するリクエストとして、以下の4点が伝えられています。
- レベルフライトを行うこと
- 中間着陸を2回以上行うこと
- 中間着陸の際、最低1回はバーナーの種火を消してから着陸すること
- 1度2000ft以上の高度まで上昇すること
※これらのリクエストをこなせなければ不合格になるという条件ではありませんが、技術やパイロットとしての判断を確認するためのリクエストとなっています。
1回目の中間着陸を行ったところで、気球が風に押されるくらい(約2-3m/秒)の風が吹いてきてしまいました。
どうするのかなぁ~と心配で駆けつけると、風速や飛んでいく方向を考えて、Junjiさんはここを最終着陸地としてフライト終了すると判断。
フライト時間は約15分程と短い試験で、試験官からのリクエストも2点しか実行できませんでしたが、フライト中の様子に加え、「試験に受かるために無理に強行するのではなく、安全を第一とした判断ができた」ことが評価され無事に試験合格!
良かったー!
正直、Junjiさんの力が発揮できたフライトではなかった為、私たちも心配になりましたが、最後の「ここで辞めます」という判断は、パイロットとして安全を最優先するために必要な勇気なので、本当に良かった!
これにて、JunjiさんはPUKAPUKAの熱気球パイロット養成コースを卒業となります!
ただ、ここがパイロットとしてのスタートです。これから沢山飛んで、いろんなことを経験し考えながら奥深い空の世界を楽しまれることでしょう!
お疲れ様でした~!
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