ぷかログ

熱気球パイロットとして世界を旅する空飛ぶフリーランスのイマ

プレ花嫁から卒花嫁への道

2018年8月に入籍して、2019年1月に無事に結婚式を終えた私達。

準備は決めることも作業も沢山あって大変だったけど、結婚式やって良かった!と思っています。

 
道のりの過程での新しい出会いが楽しかったり、プロの仕事が見られたり、色んな方の協力を得ながら着々とその日に向かって進んでいく感じがワクワクでした。


という訳で、私達の結婚式までの道のりをかいつまんでご紹介したいと思います。

結婚式メイン

 

どんな結婚式がしたい?

最近は結婚式準備中の花嫁のことを「プレ花嫁」、結婚式を終えた花嫁のことを「卒花嫁」と呼ぶようですね。インスタグラムなどでタグ検索すると多くの花嫁達の投稿が出てきます。


神前は厳かな雰囲気が良いし、チャペルは日本人的に憧れちゃうし、海外でやるのも洒落てるし…となかなか決められない。そんな中でも意見が一致していたのは、「参列して下さるゲストの方との時間を大切にしたい」ということ。ここから、”アットホームな式披露宴”にするべく会場探しや準備が進んでいきます。


2人の出身地が栃木・佐賀と離れていることもあり、佐賀で挙式披露宴、東京で披露パーティを行うことに。

結婚式2

 

自分たちで作れるものはなるべく作りたい!

テーマが決まっている方が、自分たちらしさや雰囲気づくりがしやすいとのアドバイスを頂きました。私達の場合は「旅」。


招待状はBoarding passのデザインにして、それぞれの名前と座席番号を記入して作成。Air mailの封筒で発送しました。

席次表は飛行機の座席を模して作成。一枚一枚丸めた紙を熨斗を結んで筒状に。

席札も飛行機スタンプをデザインに入れてメッセージカードと一緒に麻紐で結んで。

お見送りのプレゼントはチョコボールに熨斗紙を巻いて。

結婚式招待状

これらのデザインはどれもPowerpointで作ったのですが、今はフリーのフォントも多く、ダウンロードしてきてイメージに合うものを採用できます。


無料のテンプレまとめサイトも沢山あるし、手作りでこだわりの作品をSNSにアップしている方も多いので色んなアイディアの中からいいトコ取りでデザインを考えるのが大変でもあり、楽しくもありました。

 

結婚式は人と人をつなげてくれるとても素敵な機会

いよいよ本番。結婚式はしなくても良いと思ったこともありましたが、準備から本番にかけて出会いも勉強になることも多く、やって良かった。


感動のピークはなんと言っても挙式。うるうるが止まりませんでした。

父と入場して、まずは母によるベールダウン。

魔除けや清浄の意味のあるベールをおろすのが「母親が手伝う最後の身支度」と言われています。一人っ子で随分と手をかけてもらった私としては、感謝でいっぱいの一瞬。涙を浮かべながらも母と目を合わせた時、「大丈夫、頑張りなさい。」と言われた気がして、私も「大丈夫、頑張る。ありがと。」という気持ちで微笑みました。

結婚式1


そしてヴァージンロードを父と。ウェディングステップは、一歩一歩が1歳、2歳という年月を表し、過去を噛み締めながら歩くもの。子煩悩な父には幼い頃から沢山遊んでもらい、成長してからも一緒に釣りやキャンプに行ったりして可愛がってもらったので、父はどんな気持ちで居るのだろうかと思うと泣いてしまいそうでした。


ヴァージンロードの先で待っている雄大を見ると微笑んでいるような、目がうるんでいるような。親に育てられ、巣立ち、これからは彼と一緒に歩むのだということを切々と感じた瞬間でした。父と雄大が握手を交わし、雄大との歩みを進めていきます。


これからは寒さを感じることはないでしょう、お互いが温めあうからです。

 

神父さんから伝えられる聖書の言葉も、心に染みました。

これまでの家族が居るから一人じゃないのとは違う、「一人じゃない」という感じです。

 

毎日愛していると伝えなさい。

ハイ。


こうして神聖な雰囲気の中、ゲストの皆様に見守られてこれまでを振り返り、これから先への気持ちを新たに持って、無事に挙式を終えました。

 

披露宴はお色直しナシ。テーブルラウンド60分!

「ゲストとの時間を大切にしたい」というのが私達の式披露宴の最も重要なポイント。お色直しナシ。余興ナシ。で各テーブルを回って10分ずつお話しできる時間を設けました。


私達がお邪魔するテーブル以外の方にもその間の時間を楽しんで頂けるように、これまでの2人の旅やモルディブでの新婚旅行の写真と動画を60分の映像に編集。(この作業がかなり大変でした…)

結婚披露宴


この試みは大いに成功で、普段なかなか一緒にテーブルに座ることのない新郎新婦なので、近くに居ることを喜んでもらえたり、お互いの親族や友人を紹介して話ができたり、それぞれ近況報告ができたり。2人の結婚を決めたヨーロッパ旅やモルディブの海の景色が綺麗なので「映像ももっとゆっくり見たかった」と言って頂くことができました。

 

私達自身もゲストと会話することができて、さらに、今まで別のコミュニティだった友人同士が繋がっていく様子でも嬉しくなりました。

 

結婚式披露宴を経験できたことで、家族や友人など沢山の方に見守られてきて今日を迎え、そしてこれからも人に支えてもらいながら歩んでいくのだと、改めて感じ、感謝する機会を得ました。(特に花嫁は支度の際、こんなにかまってもらえるのかと驚くほどのお嬢様状態で、楽しくもあり、皆様からの愛情に包まれて幸せでした)

そういった感謝を忘れず、これからも私達らしくマイペースにぷかぷかとやっていきたいと思いますので、今後共よろしくお願いいたします。


Galleryはコチラから

https://pukapuka-azure.wixsite.com/pukapuka/wedding

 

 

 では、また~