秋も深まる今日このごろ。
妻が釣り上げた74cmのタイのお頭を煮込んで骨を取り出して、標本を作ろうとしております。
部屋中、手も服も魚臭い！大物のタイの歯が凄いんですよね。牙みたいな歯はかっこいいんですがつぶつぶの小さい歯が並んでいるのを見ていると鳥肌が止まりません。
蓮の実とか、ツブツブ恐怖症のyudaiがお送りします。
Polish Nationalを終えた僕らはイギリスへ渡りました。
イギリス初上陸！
2人とも初めての英国はまず、マンチェスターに降りたちました。
kanakoはモロッコで食した氷に当たったのか、ポーランドから腹痛の波が止みません。大会前に数日リチャードパリーのお家にお邪魔しまして、ちょうどゆっくり出来て回復。
病院にも行ったり、一時はどうなるかと思いましたが良かった良かった。
キャンプしながらバルーン
「The 2019 Exclusive Cup Sky Safari at Longleat」
これが正式大会名称です。その名の通り、サファリを有する広大な施設がメイン会場です。
英国初のサファリパークで、参加者は自由にパークにも行けるのだそう。僕らは時間がなくて、動物園の方しか回れませんでした…。
気球から動物が見れたりするのかと期待していましたが、動物の上は飛行禁止で叶わず。
宿泊はキャンプ
キャンプサイト利用は無料だったのと、リチャードが息子のテント一式を貸してくれるというので、甘んじてお願いしました。
9月上旬のイギリス、まじで寒い！
テント無理だわ。持ってる服全部着て凍えながら夜を越していました。また来るなら絶対キャンプはしない。
フライトエリア
森と農地の割合が半々くらいな印象でした。しかしPZが多い！
羊や牛を飼っている所が多く、着陸禁止ゾーンが沢山あって、方向によっては降りる所がなくて困るフライトが1回だけありました。
3日間毎朝飛べて、雨が多いイギリスなのにラッキーです。
豪華賞品が多数
タスクはJDGやHNHでタスクトップ5くらいに賞金が少し出ます。トータルの賞金もありますが、ここのメインは抽選による賞品の分配です。
表彰式に行くと、前列に賞品がズラリ…大型テレビ、ラップトップ、iPad、オーディオ機器、コーヒーメーカーetc...
それも1個ではなく、それぞれ10数個ずつ。その光景には心踊りましたね。
更に、車(これは流石に1台)にガスバルーンに乗れるツアーや、クルーズのツアーなどの経験型賞品も。
ただ、ガチで抽選なのね。ピンポン玉を引く大抽選会が始まる。競技の順位は賞金のみでした…
賞金や景品などの総額は1,200万円にのぼるそうです！
僕らはレコードプレーヤーが当たりました！わーい、いらなーい。せっかくだけど大きすぎて持って帰れないので、お世話になったべフォード家に引き取ってもらいました。
競技部門の総合成績は、優勝：ジョニー、2位：ドミニク、3位：僕でした(賞金はタスクトップと合わせて10万円ゲット)。
参加気球は、なんと172機！！そんなにイギリスにパイロットいたの？！めっちゃ気球集まってました。
マーカー投げチャンピオンシップ
フライトは朝だけで、午後にはお楽しみイベントがあります。その中の1つが、マーカー投げ選手権！
パイロットとチーフクルーのみが参加できます。事前申し込みをちゃんとしていないとエントリー資格を得られないシビアさが謎。
ルールは、地面に設置したバスケットに2人で乗り込み、約25m離れた簡易プールの中に優勝カップが置かれ、そこに向かってマーカーを投げます。
練習なし。カップに入れば賞金獲得。プールに入った人で決勝トーナメントが行われます。
面白かったのは、アメリカのジョニー達（ガチ勢）と何度も歩幅で距離を測って「上投げだと厳しいけど、回し投げだとトロフィーに入れるのが難しい…」と色々作戦を考えていたのに、ジョニーは放物線を描く回し投げをするもエリア外。ドミニクはびっくりするくらいひょろひょろ投げで論外だったこと。
僕はプールに入れて決勝進出。
そっからが長い！トロフィーは10m近付いてきて、5人の決勝進出者で投げあう。更に3人に絞られ、最終的に2人が残りました。
その時点でいつまでやるねんって感じだったけど、ここから更に、5本勝負の決勝マッチ！
大半のチームはもう帰っちゃってるよね。
そして…優勝！マーカー投げチャンピオンになりました。
賞品は、スペインのウルトラマジック本社を巡るツアー！！これは、来年からパイロットトレーニングを始めるという若手の子に譲ることにしました。
プレミアムなフライト
最終日はお菓子投げHNH。マーカーの代わりにお菓子の袋を投げていきます。
気球もレンタカーも返してしまったので飛ばないつもりだったのだけど、ドミニクが誘ってくれて、一緒に飛ぶことに！
バーナーを握らせてくれました。いや、彼のフライトを見たかったのだが、紳士な彼との譲り合いの末。
ターゲット周辺にお菓子を投げれるくらいのアプローチもできて、思い出深いフライトになりました。ありがとう！
その後、ドミニクと一緒にベアフォード家に向かい、3泊ほどホームステイをさせてもらいました。
それからのお話はまた今後！アディオース！
