アンコールワット遺跡群で人気のカンボジア・シェムリアップ。ホテルから目的地への移動にトゥクトゥクを使えば旅の雰囲気を感じられます。
でも、初めてで、どうやって使えばいいのか?値段交渉が怖い!などの不安があるかもしれません。
しかし!
今回ご紹介するアプリを使えば、トゥクトゥクを超簡単攻略できてしまうのです。
そもそもトゥクトゥクとは
市内を走り回っている3輪バイクのタクシー。それがトゥクトゥクです。
主に2種類あります。
いかにも東南アジアな雰囲気を楽しめる「クラシックタイプ」
こちらはバイクで2輪の客室を引っ張っていくタイプです。
良い点
- 乗っていてバックパッカー気分が味わえる。
- 見晴らしがよく現地の空気を直接楽しめる。
- 客室にハンモックを装着して、おじさんが寝られる。
良くない点
- 砂埃などが直撃するので、自己防衛が必須。
- ボロいことが多い。
こんな感じです。
近代感がかっこいい最新モデルの「モダンタイプ」
良い点
- 乗り心地良し、守られている安心感あり。
- 砂埃などは入ってきにくい。
- かっこいい
- 運転席もいろんなタイプがあってかっこいい
良くない点
- 閉鎖感が結構ある。
- 乗り込むときにお高く止まってるなって周りから思われてそう。
どっちが良いの?
クラシックタイプとモダンタイプ、2種類のトゥクトゥクは同じくらいの量が街を走っているので遭遇する確率はほぼ同等。(若干クラシックタイプの方が多いかな…)
乗車料金は、どちらも同じ!
つまり、その日の気分で使い分けちゃう。それが、トゥクトゥク通なのです!(どーん)
トゥクトゥクの使い方
観光客と分かると(ほぼ100%の確率で観光客に見られます)、ドライバー達が「アンコールワットいきたくないか?」と声をかけてきます。
乗り込む前に、自分の行き先を伝えて値段を確認しましょう。
ホテル名、マーケット名などが分かると話が早いですし、地図でココ!と指し示すのもOKです。
値段交渉を楽しもう
ドライバーからの提示額はだいたい割高料金です。特に観光地の近くで待ち構えているトゥクトゥクは要注意。最終的に最初の提示額の半分以下で乗れる事もあります。
「いくらなら乗る!」という価格目標をある程度持って交渉しましょう。
交渉はほどほどに!
価格交渉を上手に進めるには「相手の心理を理解するのが鉄則」です。まずは、ドライバーたちの気持ちを抑えておきましょう。
彼らは、「それほどやる気がない」(商売的な意味で)です。
街で見かけるのはハンモックに寝そべってダラダラしているか、ドライバー仲間で集まってダラダラしているかのどちらかのダラダラです。
つまり、あまりこっちがゴリゴリ値下げ交渉してしまうと、「なら働かなくていいや」と交渉決裂してしまう事も。
交渉はボッタクリ防止、適正価格合意がゴールなのです。
値段の相場を知るのに便利なアプリ
その適正価格を知る面でもこの無料アプリ「Passapp」が便利でした。
便利なアプリ「Passapp」
カンボジアでの外出の際にかなり重宝しました。操作はシンプルで、トゥクトゥク使用に特化しています。
GOODポイント
- トゥクトゥクをいつでもチャーターできる。(チャーター代無料)
- ピックアップ場所を直感的に指定できる。
- 目的地までの料金が明確に表示される。(値段交渉が不要!)
- 目的地までのナビ機能があり、到着時間の目安など分かり安心。
アプリではグーグルマップベースの地図を見ながら直感的にピックアップ場所と目的地を選択できます。自分の周りにいるトゥクトゥクの場所も表示されるし、何分後に迎えにきてくれるのかも見れるので、見ているだけでも楽しいです。
乗車中の画面がコチラ
左下がピックアップ場所で、右上が目的地、上には目的地までの時間が表示されます。
BADポイント
- アプリ上に表示されているトゥクトゥクが来ない事がある。
お気付きの方もいるかもしれませんが、このアプリの評価は低めです。
実際使った時にも、トゥクトゥクと合流するまでに不便を感じる事がありました。
乗車賃の目安確認に使用する。
トゥクトゥクをチャーターしたけど予定時刻を過ぎても来てくれない…ということがあったので、このアプリでチャーターするという事は減っていきました。
それ以降は、このアプリは目的地までの価格を確認する為に使用し、近くに居るトゥクトゥクを拾うようになりました。
アンコールワット遺跡群を巡る場合の料金目安。
私達がアンコールワット観光した時は、「アンコール・ワット⇒タ・プローム⇒アンコール・トム⇒市内ホテル」というコースで15ドルでした。
これは最安値だと思います。
でも、各施設を観光している時は降りた場所でずっと待っていてくれるし、道中の寺院で止まって写真を撮ってくれたり、アンコール・トムのゲートをガイドしてくれたり…ドライバーさんの気分でサービスも付きました。
あまり値切ってドライバーさんの機嫌が悪くなると最低限の移動しかしてくれなくなるので、程々の価格交渉が重要ですね。
以上、カンボジアでのトゥクトゥク攻略法のご紹介でした。
カンボジアに行かれる際は、是非試してみてくださいね!