ぷかログ

熱気球パイロットとして世界を旅する空飛ぶフリーランスのイマ

【カンボジア】4国籍スタッフの共同生活はとても快適だった

今週のお題「わたしの部屋」

2019年12月~2020年3月まで、カンボジアで熱気球を飛ばしていました。
pukapuka-azure.hatenablog.com

このフライト期間中、現地クルー以外の中国・イギリス・カンボジア・日本から集まったパイロット&スタッフは大きな家で共同生活。

カンボジアに到着するまでは、外国人との共同生活というのはどんな感じだろうかと正直不安でしたが、実はとっても快適なカンボジアライフを過ごすことができたので、どんな生活をしていたのかお伝えしたいと思います。

 

 

大きい家にはバスルーム付きの7部屋

動画の終盤にも登場した、大きな一軒家。ここで、多い時で10名が共同生活をしていました。

youtu.be

この家には7つの部屋とリビングがあり、朝昼晩はリビングに集まってわいわいと一緒にご飯を食べます。食事が終わると皆さらっとお部屋に戻っていくので、意外とあっさり。

中国人ボスはよく「お金じゃない。皆で家族のように楽しくやることを大切にしているんだ!」と言っていましたが、ホントそんな感じ。皆仲良しで、良くおしゃべりするけど、プライベートな時間も大切にしていました。

そして、私たちの部屋がコチラ

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ベッドとテーブル(写真は最終日に撮ったので撤去されてしまった…)だけがあって、9畳くらいの広さ。右の方に見える扉の先がバスルームになっています。

この家の良いところは、

  • 各部屋にバスルーム付きなので、トイレやシャワーを待つ必要がない!
  • エアコンもついているので暑いカンボジアでも過ごしやすい!
  • もちろんWi-Fiもある!

と、ホテル並みの快適さです。

なぜかベッドが板のように固い…

この部屋に初めて入った時、キングサイズの大きなベッドに「飛行機疲れた~」と横になろうとしたら、硬い!シーツの下に板が敷いてあるの?!と思うくらいの硬さなんです。

硬いなー…と言いながら寝た初日の夜。ベッドが固くて背中が痛い!痛くて目が覚める!硬さに慣れるのには1週間はかかりました。

こんなに立派なベッドフレームで、マットレスの暑さは20㎝くらいあるのに、ナゼ硬いのかは謎…

家政婦のジェニー

毎年このシーズンにお願いしている家政婦さん、ジェニー。

7時半の朝食・12時の昼食・19時の夕食の3食に加え、共有部分の掃除や洗濯まで家事のほとんどをやってくれます。

日本に居て自分で3食きちんと作るとなると、料理して食べて、1日のほとんどがそれで終わるような感覚があったのですが、これをジェニーがやってくれるおかげで本当に楽!

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「料理をしなくて良い」ことの楽さには驚きました。リッチな方々が物価の安いところに移住して家政婦付けて…というのに納得の瞬間です。

料理は中国人が多いので、クメール料理というより中華料理。中国人達がレシピを教えたり、ジェニーも中華料理を勉強したりしているようでした。

フルーツがめちゃくちゃ美味しい

昼夕はおかずが4種類とスープにフルーツの構成で、シェアしながら食べるスタイル。おかずはどれもおいしいし、野菜もお肉もたっぷり。そして食後のフルーツがバナナもマンゴーもドラゴンフルーツもどれも格別に美味しい!

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バナナもマンゴーも、日本で食べるものよりねっとりしていて、味が濃くて甘い。それを1日2食食べれるなんて、日本では考えられないような贅沢ですよね。

最高だったなぁ~

朗報!中国男性は料理も掃除もできる

毎週日曜日はジェニーがお休みなので、昼食は自分達で作ります。もとい、私たちはいつも食べるだけ。中国人のボス達が作ってくれます。

中国人男性はお国柄「料理も掃除もできないとモテない」らしい。しかも、年齢が上のボス達が率先して美味しいご飯を作ってくれます。

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餃子や肉まんはもちろん小麦粉で皮から作るし、大根を干して漬物を作ったりと、本当に何でも作っちゃってスゴイ!

お気に入りは、中国おでん

要は火鍋みたいなものですね。かなり辛いダシに野菜や練り物を沢山いれたこの中国おでんがよく食卓に並びました。中国人スタッフは中国北部出身の人ばかりで、辛い物が好きらしい。

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私たちには辛すぎて、食べたくても痛くて食べられない…食後はトイレでピーピーを繰り返す。

見かねた中国人ボスは辛みを抑えてくれるようになり、そうするとこの辛旨さ分かるようになりました!癖になる辛さと、具のカニカマが特に美味しい。 

日本に帰国してからも、たまに食べたいな~と思う料理です。

毎週日曜日のディナーがお楽しみ

ジェニーがお休みの日曜日の夕食は、フライト後なので皆で外食。中華・ピザ・鍋の3つがお気に入りで、今日はどこ行きたい~?と話ながら決めます。

私たちは中華かピザが好きでした。中華の麻婆豆腐と辛ポテトがかなり美味だし、ピザはボリューム満点でジャンキーなので、つい食べたくなるんですよね。

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さいごに

こんな感じで、中国人が経営するAngkor Hot Air Balloonで4国籍のスタッフとの共同生活を送ってきました。

皆、本当に優しくて、「もう家族だ」と温かく迎え入れくれて、メンバーのことが大好きになりました!

改めて、国籍は関係ない!要はそれぞれの人間性だ!ということに気づかされました。